プロメイク商品と言うと、使い方が難しく面倒なもの、特別なものと考えられがちですが、女優やモデル、メイクアーティストが使う商品こそ、シンプルで素早く美しくなれる商品でなければならないとスタインズは考えます。
映画であれ、テレビであれ、スチール撮りであれ、メイクアーティストは、短時間で最高の美のパフォーマンスを求められます。
時々、テレビなどでファッションショーや演劇などの舞台裏などが取り上げられますが、それは、一般の方が想像する以上にあわただしいものであり、あれこそがプロメイクの現場そのものです。
また、不規則な生活を送る女優やモデルの肌は、皆さんが考えているよりも疲れ、荒れていることも多いのです。
つまり、プロメイク商品はわずかな時間の中で、どんな肌状態の女性も美しくできなければ、メイクアーティストにも女優・モデルにも認めてもらうことができません。
スタインズが、エンタテイメントの世界で長年評価されてきたのは、このようなテーマに真剣に取り組んできたからであり、まさにこのことこそが忙しい毎日を送る一般の女性にも、スタインズ商品をお薦めする最たる理由です。
プロメイクにはもう一つの誤解があります。
それは、プロメイク商品はメイクが厚づきであるという認識です。
確かに、過去にさかのぼれば、よく耳にする「ドーラン」と呼ばれるような濃いメイクがエンタテイメントの世界で中心に利用されていました。
それは、演劇がエンタテイメントの中心であった時代は劇場も大きく、撮影機材の性能もすぐれていなかったので、発光作用の強い濃い(厚づき)メイクが必要だったからです。
※現在でも、歌舞伎や宝塚歌劇、一部演劇では「個性として」このようなメイクが利用されています。
しかし、このような時代にもスタインズの劇場用メイクを利用する女優たちが、メイク落としをすることなく、閉演後そのまま外出・帰宅したことは有名な話です。
これは、スタインズ商品がわずかな光量でも美しく見せる力を持ちながら、街を歩いても違和感のない極めて自然に近い仕上がりであった良い証です。
その後、エンタテイメントの主流が映画・テレビに変わり、これらの分野の照明、機材、フィルムなどの技術的な進歩に伴って、屋内の照明だけでなく、自然光、蛍光灯、フラッシュ、ストロボなど、どの光線に対しても美しく見せるメイク商品、自然で透明感ある発色になる商品の開発が求められるようになりました。
肌トラブルを覆い隠すという概念は捨て去られ、どの光の下でも、どの距離で見られても(撮影されても)美しく映えることが大切になったのです。
現在、先端の撮影技術とされているハイビジョンなどは画像鮮明度が高く、肌トラブルを鮮明に映し出し、それを厚くカバーすれば、それすらも視聴者にわかってしまいます。
しかし、プロメイクの世界で、真面目に商品創りをしてきたスタインズの立場からすれば、ハイビジョン対応のメイク商品の開発も、それほど困難なことではありませんでした。
また、スタインズ化粧品が125年以上もの間、アメリカをはじめとする世界でプロに愛されたのは、ノビの良さやカバー力、仕上がりの美しさだけではありません。
商品をご使用いただく大前提として、スタインズは、どんな敏感な肌も痛めないという大きな信頼に支えられてきたからです。
言うまでもなく女優やモデルにとって、顔は大切な商売道具です。「顔が命」と言っても、過言ではありません。
ただ、中には敏感肌の方もいらっしゃれば、アトピー肌の方もいます。
その努力もあり、アメリカでは子供がメイクをするハロウィーンで、「子供にメイクをさせるなら、女優たちが使うほど肌に安心なスタインズを使いたい」という定評を母親から得ているというエピソードを聞くことは、我々にとってとても喜ばしいことです。
時代は変わり、メイクアップ技術でアメリカを追いかけてきた日本は、既に世界最高水準の技術を持つようになりました。
その日本で、スタインズのブランド理念を引き継ぎ、先端技術を重ね合わせた新たな商品を創ることは、私たちにとっての大きな使命でした。
同時に、一般市場向けにプロメイクの素晴らしさを体感して頂ける商品作りを本格化できるようになったことをとても嬉しく思っています。
これまでご説明してきた通り、スタインズはプロメイクブランドの先駆けとして、時代の変遷に合わせて常に進化を続けてきました。
だからこそ、女性の美を創造するプロの方々に、これ程永く愛用されてきたのだと思います。
女優達が愛した気品ある質感と機能性を、ぜひ一度お試しください。「本物」を使う自信と安心こそが、肌だけでなく、表情までも魅力的な「本物」の美しさを生み出すと、我々は信じています。